「空から宙へ ~母なる宇宙に抱かれて~」
現代では、様々な技術の進歩で宇宙と生命の神秘が徐々にですが明らかになっており、人類は、今後益々、地球そして人間が宇宙に存在していることの素晴らしさ、尊さを認識することになるでしょう。
日々宇宙や生命の解明に取り組んでいる、天文学、宇宙物理学、量子力学、素粒子物理学そして生命や遺伝子等の専門家の忍耐強い研究に期待をせずにはいられません。
普段、私たちは地上からの視点でモノやコトを見て考えていますが、SOETEの作品群「空から宙へ ~母なる宇宙に抱かれて~」では、地上の空を超えて、宇宙からの視点で地球や地上に命を燃やす人間や自然を見つめ、作品づくりを行っていきます。
詳しくは下記の「作品に込めるSOETEの思いの深層に流れているもの」をお読みいただれば幸いです。
作品に込めるSOETEの思いの深層に流れているもの
作品に込めるSOETEの思いの深層に流れているもの、それは宇宙(universe)の営みです。宇宙とは、空間と時間の全て、つまり森羅万象を表す言葉。
全ては138億年前、宇宙が誕生したことにより生れた物資から始まります。それらの物質が、広大な宇宙空間で時間の経過ともに様々な形に変化する中で、天の川銀河が生れ、そして天の川銀河の端に地球を含む8個の惑星を持つ太陽系が形成され、更に地球上には原始生命が誕生し、そして今、地球上に私たち人間や様々な命が育まれているのです。つまり地球上の生命は、宇宙そのものであり、138億年の旅をして今ここに命を燃やしていると言えるのです。
SOETEの作品に込められている思いの深層部分では、常にこの母なる宇宙の営みの途切れない時間の流れが存在しているのです。
SOETEは、全てを内包する宇宙の摂理を起点として、宇宙が誕生して地球が奇跡的に手に入れた環境、そしてその中で命を燃やす人間や動植物等の生き物たち、そして宇宙そのものをテーマにして作品に込める思いを紡ぎ出していきます。
会津ブランド
ものづくりフェア in まちなか2019
「私たち地球上の生き物はどこからきたのか?」それは、138憶年前の宇宙誕生に遡ります。宇宙誕生時わずかな種類の元素しか持たなかった宇宙は、ダイナミックな営みの中で様々な元素を生み出し、それはやがて天の川銀河、太陽系、そして太陽系第3惑星「地球」とその衛星「月」を誕生させました。地球自体も、現在の環境に至るまでの間、身近に存在する太陽や月の影響を受けながらダイナミックな営みを続け、私たち生き物はその営みの中から奇跡的に生まれてきたのです。このように地球の生き物だけではなく、宇宙の全ては138億年前宇宙が誕生した時に遡ることができる、と言えるのです。
新作「漆で描く豆皿の世界 ~宇宙とつながる親子の絆~」では、身近に存在する太陽と月、生命の営みの象徴としての親子を描くことで、宇宙とつながる命の神秘と尊さ、そして命の源である宇宙の素晴らしさに対する思いを作品に添えています。
今回も波佐見焼の器とのコラボコーディネートです。
「あいづブランドものづくりフェア in まちなか2017」展示
Planets 木製漆塗球体容器 直径80mm
Jupiter 木製漆塗球体容器 直径80mm
Galaxy 木製漆塗プレート(金虫喰塗) 直径210mm
Galaxy 木製漆塗プレート(研ぎ出し) 直径210mm
The trajectory of the Earth's rotation 木製漆塗プレート(刷毛目研ぎ出し) 直径210mm
The moon 木製漆塗三日月型プレート 直径120mm