私は、2017年7月中旬、花巻を訪れて改めて宮沢賢治さんのゆかりの場所を巡り、林風舎ではオーナーの宮澤和樹さんとお話をさせていただきました。その際、林風舎の居心地の良さに感動し、オーナーのお話をうかがって、更に林風舎にはオーナーの並々ならぬこだわりが詰まっていることを知り、ぜひ一人でも多くの方へお伝えしたいという思いで、宮澤和樹さんの許可をいただき、SOETEホームページでご紹介させていただくことにしました。
林風舎は、花巻駅近くにあり、宮沢賢治さんの実弟清六さんのお孫さんにあたる宮澤和樹さんがオーナーを務めるお店です。オーナー自らがこだわって揃えた宮沢賢治関連の商品やアンティークの小物や置物がギャラリーのようにディスプレーされてます。また、2階奥のスペースはサロンのような喫茶室となっており、これまたオーナーこだわりのアンティークインテリアがお客様を迎えてくれ、美味しい飲み物&スイーツと相まって居心地の良い時間を過ごすことが出来ます。実は、オーナーは憧れていたイギリスで若いころ働いていた経験を持ち(何と大英図書館に勤務)、帰国する際に、現在喫茶室に置いてあるアンティークのキャビネット、暖炉、時計、ピアノを日本に運んできたとのことで、オーナーのこだわりとセンスを感じることが出来ます。このように林風舎は宮沢賢治ファンはもちろんのこと、アンティーク好きの方にもお勧めのお店です。
太陽漆器株式会社 代表取締役 小沼 一夫
古い教会のような佇まいを見せる林風舎の建物
入口の扉を開けると、もうそこは別世界
入口のステンドクラスの扉から差し込む光がとでも美しい!
階段を昇って2階へ、奥の喫茶室の天窓から差し込む柔らかい自然光で心もゆったり
2階喫茶室 オーナーがイギリスから運んできたアンティークキャビネット
1階ショップ 宮沢賢治をテーマにした様々な商品が展示販売されています
2階喫茶室 サロンのようなくつろげる空間です
2階喫茶室 オーナーがイギリスから運んできた暖炉と置時計(グランド・マザー・クロックと呼ばれているとのことです)
2階喫茶室 オーナーがイギリスから運んできたピアノ、アンティークですが定期的にミニコンサートで使用されている現役バリバリの幸せなピアノ
2階フロア 落ち着いた雰囲気を演出するディスプレー
2階フロア オーナーこだわりの大倉陶園製オリジナルコーヒーカップ、喫茶室で使用されており購入も可能です
2階フロア 石コ賢さんをイメージさせるディスプレー
2階フロア 什器に使用されているアンティーク家具、全てに心配りがされています
2階フロア ハードタイプバームクーヘンの「イギリス海岸」、シナモンが香るサブレの「ゴーシュのサブレ」、どれも自分へのご褒美にしたくなるこだわりのお菓子です
2階フロア かりんとうの「よだかの星」、黒砂糖蜜が全体にかかっているタイプとちがい、程良く蜜がかかっており、甘さ控えめで薄い生地のパリパリした食感も楽しめる上品なかりんとうです
※上記画像は、2017年7月中旬撮影したもので、撮影者は小沼一夫です。
※林風舎に関する情報
<店舗住所・連絡先>
宮沢賢治の店 林風舎
〒025-0092 岩手県花巻市大通1丁目3-4 TEL 0198-22-7010
<林風舎公式ホームページ>
林風舎ホームページ
<フォトレポート>
<作品紹介>