作品群「Ra Londe」

<作品1:手塩皿4.0洗朱塗 (54)>

<蒔絵師>照井克弘
<素地>天然木 <表面塗装>漆塗装(手塗)
<サイズ>120×120×42 <付属>皿立て
地球上の人達が手をつなぎ踊ったら・・・
地球上の人達全員が宇宙船「地球号」の
乗組員で運命共同体であることを思い、
平和への願いを込めて描きました。  

作品群「Ra Londe」

<作品2:手塩皿4.0溜塗 (55)>

<蒔絵師>照井克弘
<素地>天然木 <表面塗装>漆塗装(手塗)
<サイズ>120×120×42 <付属>皿立て
地球上の人達が手をつなぎ踊ったら・・・
地球上の人達全員が宇宙船「地球号」の
乗組員で運命共同体であることを思い、
平和への願いを込めて描きました。  
木製手塩皿の断面写真
栃の木の轆轤挽きです。
皿立てが付属しています。
手塩皿は食器として使用したり、
絵皿として飾ることができます。
SOETEカード
作品に込めた思いをカードにして
作品に添えてお届けします。

作品群「Ra Londe」に込めた思い

~この思いを作品に添えて~


作品群「Ra Londe」

 

<作品1:手塩皿洗朱塗、作品2:手塩皿溜塗>


宇宙から地球を眺めてみればわかるだろう。
国境が存在しないということを。
地球上のどこに住んでいても私たち人間が地球号の同じ乗組員であるということを。
そして、わかるだろう。
乗組員は、お互い尊重し助け合い、みんなで地球号を守っていかなければならないことを。
もしそれが出来るなら、地球上の人達が平和に暮すことが実は難しくないということを。
地球上の自然の生き物たちを見るがよい。
地球が生まれた時からずっと地球に寄り添い助け合って共存できているのだから。
想像してみよう。
地球上の人達が、自然の生き物たちのように助け合っている姿を。
地球上の人達が、手をつなぎお互いに命の鼓動を感じ合っている姿を。
もしそれが現実の姿であったら、みんなの心の中にある見えない壁は消えてなくなるだろう。

 この作品群「La Ronde」では、地球号の乗組員が平和に暮らせることを願い、地球上の人々が手をつなぎ輪になって踊る光景を夢見て描きました。
 この作品の漆の絵を完成させるにあたっては、私が絵に込めたい思いをまとめ蒔絵師の照井克弘氏に伝え、その思いについて意見交換しお互い理解を深め、照井氏がそれをもとに図案を起こし、更に二人で検討を加えて図案を完成させ、照井氏がその思いを筆に込めて漆で描きました。
 作品群「Ra Londe」の器は、漆の絵に込める思いを育むことから始め、漆による器づくりから絵を描くまで、じっくり手間ひまかけて完成しております。縁あってこの器に出会った方おひとりおひとりが私たちの思いに少しでも共感していただき、器をご愛用いただければ幸いです。

私たちの願い、それは私たちの作品であなたの心にささやかな幸せを届けることです。